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防球ネットの選定方法

H15m未満の防球ネットにおいて製品の選別方法や仕様内容の選択方法等のガイドライン又は仕様書の様な説明書はなく、各自がメーカー又は業者の資料を基に選別しているのが現状だと思います。ここでは弊社が防球ネットの製品及び仕様を決めるまでのプロセスをご紹介いたします。

計画地の立地条件及び弊社が行った全国の納入防球ネットメンテナンス状況、災害時の復旧状況等の経験値を考慮し選定していきます。

①柱の選定

鋼管ポール【KSポール】

・道路法第37条に基づく主要幹線道路や緊急輸送道路に隣接する施設

・広域避難場所で且つハザードマップで液状化や洪水等の危険性がある地域

・ハザードマップで液状化の危険性がある地域

・無電柱化を進めている地域
国交省「無電柱化推進のための新たな取り組み」

コンクリートポール【KCポール】

・地盤に問題がなく災害が起きにくい地域

・大型車両の搬入に問題が無い施設

・仕様より全てにおいて安価に収めたい施設

※昨今の異常気象や災害復旧の経験上、一度問題が発生すると対処が困難なのがコンクリートポールです。
事実、災害時に液状化したエリアの学校(避難場所)に車で避難人が集合したが、グラウンドの防球ネット(コンクリートポール)が30度程度傾き、転倒の危険性があるので車を停止出来ない事案がありました。
これは鋼管ポールではあまり起こっていない事例です。おそらく自重が鋼管の3~4倍になるため計算の基礎になる地盤の状況が地震や災害により変わった場合、自立することが困難になると思われます。
また、一度倒れるとその柱を移動させるのも大型の重機が必要になります。
これらの事から弊社では、上記の選定方法にて柱の仕様を決定しています。

②金具の選定

地域や地形によって金具やワイヤーの設置個所を決めています。ここでその一部をご紹介します。

標準仕様

・基準風速が34m/s以下のエリア

強風エリア仕様

・日本海側の海岸線及び海岸線に連なる平野部

・基準風速が36m/s以上で高さが10m以上の製品

・離島

仕様変更内容

・横ワイヤーの間隔を2,500㎜以下に変更

・バンド金具を強化タイプに変更

・ネットを充実率の低い物に変更

※ここで掲載している事例は選定基準の一部になります。基準風速が34m/s以下のエリアでも地形や条件により強風エリア仕様に変更される場合があります。

③ネットの選定

設置場所の環境や対象スポーツによりネットを選定しています。標準仕様はポリエステル365T/56本/標準仕様はポリエステル365T/56本/40㎜目を採用しています。
ネットは基本的に定期的なメンテナンスを行なえば手が届く範囲、若しくは、ものが届く範囲しか破損しないので2~3mのネットを糸径の太い物で対応するのが望ましい。

このように防球ネットの仕様を決める過程において様々なルールがあります。
メーカーや業者によりこのルールも異なるので、一つの参考資料としてみてください。
また、最近はテレビで防球ネットの転倒や倒壊のニュースを見ることが多いと思います。
敷地内に建っている防球ネットに問題はないですか?
今後のメンテナンス方法に不安はないですか?
ご心配やご不明なことがあれば、お問合せコーナーにてメールを頂ければ無料で現地確認します。

(ただしH15m未満の防球ネットに限る)
ご遠慮なくお問い合わせください。

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